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大腸がんの症状

大腸がんは、近年日本人に急激に増加しつつあるがんです。決して予後の悪いがんではありませんが、大腸がんは検査がやや複雑で、早期発見が難しいとされています。

大腸がんは初期にはほとんど無症状ですが、がんが進行するにつれて下痢と便秘を交互に繰り返すようになったり、排便時に出血したりするようになります。

ところが、この大腸がんのサインを「痔」とカン違いしたり、あるいは“肛門の検診”ということで病院に行くのをいやがったりしているうちに、早期発見・早期治療のチャンスを失うケースが少なくありません。

大腸がんは、早期に発見すれば完治できる率が高いので、血便を見たら、「痔だろう」と安直に判断せず、一度きちんと診察してもらうようにしましょう。

大腸がんの原因と予防

大腸がんが近年急増しつつある背景には、食生活の変化があると考えられています。この数十年の間に、日本人の食生活は、かつての低脂肪で食物繊維の多い“和食”から、欧米型の高脂肪・低食物繊維の食事へとシフトしてきました。

しかし、脂肪の多い食品を摂取すると、腸内で胆汁酸や腸内細菌の働きにより発がん物質が発生します。この発がん物質が、大腸がんの原因の一つではないかと考えられています。

また、食物繊維の不足も、大腸がんの増加と深い関係があるといわれています。世界保健機関(WHO)に所属する国際がん研究機関の調査によると、食物繊維の摂取量が高いグループは、低いグループ と比べて、大腸がんの発生リスクが25%低かったといいます。

脂肪を控え目にし、食物繊維を多くとることで、大腸がんの予防に努めたいものです。

子宮がんの種類と症状

子宮がんの死亡率は、年々減少傾向にあります。これは、定期検診による早期発見の増加によるものとされています。

とはいっても、子宮がんによる死亡率は、女性では胃がん・肺がんに次いで第3位と、依然高い地位を占めており、決してあなどれるものではありません。

子宮がんは、がんができる部位によって“子宮頸がん”と“子宮体がん”とに分けられます。

子宮頸がんは、かつては40〜60歳代に多いがんでしたが、現在は低年齢化が進み、20〜30歳代で発症する人が増えています。

子宮頸がんは、初期の頃は全く自覚症状がありませんが、少し進行すると性交後や排便後、あるいはスポーツをした後などに出血が起こるようになります。

一方、子宮体がんの方は、閉経を境に増え、55歳前後が発症年齢のピークとなっています。

子宮体がんの主な症状もやはり出血です。閉経前後に子宮体がんになった場合、いったん止まった月経がまた始まったとカン違いすることが少なくないようです。

いずれにせよ、異常な出血があった場合は子宮がんの可能性を疑い、すぐに病院で検査を受けるようにしましょう。

子宮がん検診

子宮がんは、初期の頃は自覚症状が全くありません。それゆえ、早期発見のためには、定期検診をきちんと受けることが大切になります。

子宮がん検診では、綿棒や特殊なブラシなどによって子宮の細胞を採取し検査する“細胞診”と呼ばれる方法と、コルポスコープという機械で子宮がんが疑われる部位を拡大して見ることで、異常がないか確認する“コルポ診”と呼ばれる診断方法の2種類があります。いずれも痛みなどはなく、数分で終了する簡単なものです。

この検査によって子宮がんが疑われた場合、次は小さな組織をとって調べる“組織診”という検査が行なわれます。

この組織診で、子宮がんかどうか、がんであるならどのようなタイプのがんか――といったことがわかります。

子宮がんは早期発見が第一です。30歳を過ぎたら、年に1度は子宮がん検診をうけるようにするといいでしょう。

前立腺がんの特徴

前立腺がんは、50歳以降の男性に多いがんです。前立腺がんは、進行してくると、頻尿、尿が出にくくなる、尿の勢いが弱まる、血尿が出るといった症状が現われてくるようになります。これらの症状は前立腺肥大症とよく似ています。

前立腺がんの特徴は、骨に転移しやすいということ。前立腺がんが背骨や骨盤などに転移すると、激しい腰痛を引き起こします。

ところで、前立腺がんの初期段階は自覚症状がほとんどなく、そのため以前は「発見されたときにはすでに転移が進んでいた」――ということも少なくありませんでした。

しかし、現在ではPSAと呼ばれる検査で早期発見が可能になっています。50歳以上の男性は、年に1回はPSA検査を受けるようにするとよいでしょう。

前立腺がんの治療

前立腺がんは、がんが前立腺の中にとどまっている場合には、前立腺をすべてとる手術が行なわれます。

前立腺がんがすでに周囲に広がってしまっているときは、放射線療法や、ホルモン療法などが行なわれます。

放射線療法では、IMRT(強度変調放射線治療)、重粒子線治療、小線源治療といった、新しい治療法も行なわれるようになってきています。

一方のホルモン療法とは、前立腺がんは男性ホルモンに依存して増殖する特徴があるので、男性ホルモンを低下させることでがんを縮小させるというものです。

この他に、前立腺がんの治療法として最近用いられているものに、HIHU(高密度焦点式超音波治療)と呼ばれるものがあります。

これは、超音波を利用した治療法で、放射線治療と同等の効果を期待でき、かつ副作用が少ないという利点があります。

がん保険とは

がん保険とは、保障の対象を“がん”のみに絞った医療保険のことです。

そのため、広範囲の病気やケガなどを対象とする一般の医療保険に比べて、がん保険は保険料が安くてすむという特徴があります。

また、一般の医療保険では、入院一回あたりの保険金の給付日数に、60日、120日、1000日といった制限がついていますが、がん保険にはこの給付日数に制限がないので、入院が長引いたとしても安心できます。

通算給付日数についても、一般の医療保険には700日、1000日といった制限があるのに対し、がん保険には制限がありません。

このようにメリットの多いがん保険ですが、保障の対象ががんのみに限られているので、あくまで補助的に加入すべき保険であるといえます。

なお、過去に一度でもがんと診断されたことのある人は、がん保険に加入することができません。

保険開始日から90日以内に、がんであると診断された場合も、保障の対象外となります。

がん保険を選ぶポイント

がん保険を選ぶ際のポイントには、どのようなものがあるでしょうか。

まずチェックしなければならないのは、保険期間。がん保険によって、保険期間が定期のものと終身のものとがあります。もちろんこれは、終身のものを選んでおいた方が安心です。

第2のチェックポイントは、特定治療・高度先進医療などに対応しているかという点。

がんの治療技術は年々進歩していますが、新しい治療法の中には「一定の成果を上げているにもかかわらず、健康保険の対象となっていない治療法」も多数あります。

しかし、がん保険の中には、健康保険のきかない高度先進医療も保障の対象としているものがあります。

第3のチェックポイントは、がんと診断されたときに、診断給付金が出るかどうか。

入院となると、その準備にはある程度まとまったお金が必要になります。

この診断給付金については、がん保険によって、がんが再発した時に何度でも診断給付金が受け取れるものと、再発の場合は給付されないものとがあるので、この点も要チェックです。

この他のチェックポイントとしては、在宅ケアの保障があるかどうか、手術費用の保障が充実しているかどうか、通院費用の保障が充実しているかどうか――といったことがあげられるでしょう。

すい臓がんの特徴

すい臓がんは、難治とされるがんの一つです。原因は不明ですが、喫煙・飲酒の習慣があり、脂っこい食事を好む50〜70歳代の人に多く発病する傾向があるといわれています。

すい臓は胃や十二指腸、肝臓、脾臓、胆のうといった多くの臓器や門脈と呼ばれる大きな血管に隣接しているため、転移が非常に早く起こるという特徴があります。

また、すい臓がんは早期発見がきわめて困難ながんとしても知られています。

すい臓がんは、初期には自覚症状がほとんどなく、たとえ何らかの症状があったとしても、胃などの不調とカン違いされやすく、発見が遅れる傾向にあります。

人間ドックに入って検査を受けても、すい臓がんは見落とされてしまうことがよくあるといいます。

医療技術が進んだ現在でも、毎年2万人以上がこのすい臓がんで命を失っています。

すい臓がんの治療

すい臓がんの治療の中心となるのはやはり手術ですが、手術を行なっても5年生存率は10〜20パーセントと低く、しかも、1年以内に再発する率が非常に高いという特徴があります。

すい臓がんの手術は、がんの広がり方によって、すい臓を部分的に切除する場合と、全部を摘出する場合とがありますが、すい臓を全部とってしまった場合、体内でインスリンというホルモンを作れなくなってしまうため、術後その人は“糖尿病”になります。

ですので、すい臓を摘出した後は、生涯インスリンと、それからすい臓で作られる消化酵素を外から補わなければならなくなります。

すい臓がんの化学療法には「ジェムザール」という抗がん剤などが有効とされており、これを手術のできない進行性すい臓がんの患者に投与することで、延命効果を上げています。

皮膚がんの種類と特徴

皮膚がんは、大きく分けて“表皮がん”と“悪性黒色腫(メラノーマ)”の2種類があります。

表皮がんは、がんのできる位置によって“基底細胞がん”と“有棘細胞がん”に分けられますが、いずれも高齢者に多く、進行が比較的ゆっくりで、転移もしにくいことが特徴です。

一方の悪性黒色腫の方は、その名の通り悪性度が高く、転移しやすい皮膚がんです。

悪性黒色腫を切除せずに放置すると、リンパ節に転移することが多く、さらには脳や肝臓などの重要な臓器にも転移が広がっていきます。

悪性黒色腫は、“メラノサイト”と呼ばれる、メラニン色素を作る細胞や、ほくろの細胞ががん化したものと考えられています。

皮膚がんは、皮膚にできるので発見しやすいものですが、ほくろと間違えやすいので注意が必要です。

ほくろが急に大きくなる、ほくろの形がいびつで色にムラがある、ほくろから出血がある――といった症状があるときは、皮膚がんを疑ってみる必要があります。

皮膚がんの原因と予防

皮膚がんは、紫外線や刺激の強い化学物質との接触、放射線被曝などによって引き起こされる可能性が高いと考えられています。

また、火傷・ケガの跡などから発症することもあります。中でも、皮膚がんの原因として特に注目されているのは、太陽光に含まれる紫外線です。

現在、皮膚がんは増加の一途をたどっていますが、これは高齢化に加え、オゾン層の破壊によって以前より多くの紫外線が多く地上に降り注ぐようになったためであると考えられています。

ですので、皮膚がんを予防するためには、直射日光に当たる機会をできるだけ減らすことが必要であり、外出時には防止や長袖などで皮膚の露出を防ぎ、また日焼け止めを用いるのがよいとされています。

抗がん剤とは

抗がん剤とは、がんの化学療法で用いられる薬剤で、主なものとして代謝拮抗剤、アルキル化剤、白金製剤、抗がん性抗生物質、植物アルカロイド、分子標的治療薬などが知られています。

がんには、抗がん剤だけで治るがんもあれば、抗がん剤がほとんど効かないがんもあります。

抗がん剤が顕著に効果を発揮するものにはウィルムス腫瘍、小児性急性白血病、絨毛がんなどがあります。

その一方で、胃がんや大腸がんなどの“固形がん”には十分な効果を期待できません。

また、抗がん剤には“耐性の問題”があります。これは、いったんは効いた抗がん剤が、長い間使い続けるうちに、がん細胞に薬剤耐性ができてしまい、効かなくなるというものです。

そのような場合は、抗がん剤を別のものに切り替えなければなりません。

抗がん剤の副作用

抗がん剤治療は、多くの場合強い副作用を伴います。

代表的な症状としては、脱毛、吐き気、食欲不振、下痢、便秘、倦怠感、それに肝機能障害や腎機能障害、膀胱炎などが知られています。

どのような副作用が起こるかは、使用する抗がん剤の種類だけでなく、患者の状態によっても変わってきます。

抗がん剤は、その副作用を緩和するために、吐き気をおさえる制吐剤なども合わせて処方されることがあります。このように副作用を抑える治療は支持療法と呼ばれます。

抗がん剤というと、強い副作用というイメージから、その使用を躊躇する人もいるかもしれません。

しかし、抗がん剤の効果は決して低いものではなく、劇的にがんが縮小・消失するケースも少なくありません。

肺がんの症状と治療

肺がんは、胃がんに次いで多いがんであり、近年激増しているがんの一つでもあります。

年代としては、40歳代から現われ始め、60歳を超えると急速に増加します。

また、肺がん患者の男女比は3対1で、男性の方が女性よりも圧倒的に多く発病しています。

肺がんの中で、気管に近い部分にできるがんは、多くの場合セキやたんといった自覚症状によって発見されます。

一方、それより先の肺胞までの広い部分にできたがんは、初期には自覚症状がないことがほとんどで、X線撮影によって発見されることが多いという特徴があります。

肺がんは、がん細胞の形により、“非小細胞がん”と“小細胞がん”に大きく分けられ、治療法もそれぞれで異なります。

非小細胞がんの治療は一般的に手術が行なわれます。一方、悪性度の高い小細胞がんの場合は、抗がん剤と放射線を組み合わせての治療が中心となります。

肺がんの原因と予防

肺がんの発生は、喫煙の習慣が大きく関係していると考えられています。調査では、喫煙者は非喫煙者に比べ、肺がんによる死亡率が4.1倍、喉頭がんでは20.3倍にもなるという結果が出ています。

しかも、たばこを吸っている本人だけではなく、副流煙(タバコの先から出る煙)を吸った人も、肺がんになる危険性が高くなります。

このように見るなら、肺がん予防は禁煙が第一ということになるでしょう。

タバコの他に、大気汚染も肺がんの原因の一つと考えられています。また、職業上、気道に刺激を与える薬剤などを扱っている人も、肺がんに罹患する率が高くなるといわれています。

肺がんの早期発見のために、40歳を過ぎたら少なくとも年に1回、できれば2回ほど定期検診を受けるようにしましょう。

腎臓がんの症状と診断

腎臓がんは、中年以降に多く見られるがんです。腎臓がんを初期段階で見つけるのは難しく、半数以上が、健康診断を受けたときや、他の病気の検査をしたときなどに、偶然発見されています。

腎臓がんの症状としては、血尿、腎臓部のしこりと痛みの三つが代表的なものとして知られていますが、これらの症状がすべて現われたときにはもう手遅れ――ということも少なくありません。

ですから、血尿を見たら、「疲れがたまっているんだろう」などと軽く考えてすませるのではなく、一度専門医の診察を受けた方がよいでしょう。

腎臓がんの診断は、腹部エコー、CT、MRI、血管造影などの画像診断を組み合わせて行なわれます。

より鮮明な血管像、組織像を得るために、 造影剤の注射を同時に行うこともあります。

腎臓がんが発見されると、CT、胸部X線撮影、骨シンチなどの検査が行なわれ、他の臓器に転移がないかの確認が行なわれます。

腎臓がんの治療

腎臓がんの治療は、転移の可能性がある限り、腎臓を全部摘出する手術を行なうのが一般的です。

腎臓は一つ残っていれば腎機能に支障はなく、摘出しても体に大きなダメージは残りません。

最近では、腎臓全体を摘出するのではなく、がんとその周辺のみを部分的に切除する手術も行なわれていますが、これは初期のがんに限られます。

なお、抗がん剤や放射線治療は、腎臓がんに対してはあまり有効ではありません。

ところで現在、腎臓がんの新しい治療法として“凍結療法”と呼ばれるものが注目されています。

これは、腹部に小さな穴を開けて針を刺し、針先を超低温にすることでがん細胞を凍結させて殺すという治療法です。

凍結療法は、腎臓がんだけではなく、肝臓がんや乳がんなどにも用いられています。

甲状腺がんの種類と特徴

甲状腺がんとは、のどぼとけのすぐ下にある“甲状腺”にできるがんのことです。

甲状腺がんは20〜50歳の女性に多く、子供がかかることも珍しくありません。

また、頭や首に放射線治療を受けたことのある人は、そうでない人よりも甲状腺がんになりやすいといいます。

甲状腺がんは、「乳頭がん」「濾胞がん」「髄様がん」「未分化がん」の4種類に大きく分類されます。

このうちの、乳頭がん、濾胞がん、髄様がんの三つは比較的おとなしい性質で、治癒率も高いという特徴があります。

一方、未分化がんは、発生率はわずかですが悪性度が高く、初期から全身倦怠感や体重減少などの症状が現われ、急速に全身に転移するというやっかいなものです。

甲状腺がんの治療

甲状腺がんの治療としては、手術が一般的です。甲状腺は、チョウが羽を開いたような形をしており、チョウの羽に当たる部分を“葉”と呼びますが、がんが左右二つの葉に広がっている場合は、手術で甲状腺を全部摘出します。

甲状腺は、体に必要不可欠な“甲状腺ホルモン”を造る臓器であるため、手術で甲状腺を摘出した後は、ホルモン剤を一生服用しなければなりません。

一方、がんが一つの葉にとどまっている場合は、その葉を切除し、がんに冒されていない方の葉は温存します。

この場合、残った葉でホルモンを作ることができるので、ホルモン剤の服用は必要ありません。

甲状腺がんでは、この他に放射線治療や化学療法も行なわれます。また、手術で甲状腺を全摘した患者に対し、再発防止や転移したがんを死滅させる目的で“放射性ヨード”を用いた治療が行なわれることがあります。

卵巣がんの種類と特徴

卵巣がんは、自覚症状が現われにくいがんとして知られており、異常に気づいて病院に行ったときにはすでに転移が広がっていた――ということが少なくないといいます。

卵巣がんで最も多いのは、卵巣表皮にできる上皮性卵巣がんで、卵巣がんのおよそ9割を占めています。

次に多いのが、卵巣胚細胞腫瘍で、これは卵巣の中の“卵子のもと”である胚細胞にがんができるというものです。

卵巣胚細胞腫瘍は、10〜20歳代の若い女性に多く、卵巣の片側のみに見つかる場合がほとんどです。

ところで、卵巣がんは、自分の家系に卵巣がんの人がいる場合、その人も卵巣がんにかかるリスクが高くなることが知られています。

卵巣がんの早期発見のためには、定期的な検診が不可欠です。卵巣がん検診は超音波検査で行い、卵巣に異常が認められた場合は血液で腫瘍マーカーを調べます。

最低2年に1回は卵巣がんの検診を受けることが望ましいといわれています。

卵巣がんの診断と治療

卵巣がんは他のがんと異なり、詳細な診断のために開腹手術が行なわれます。

これは“ステージング手術”と呼ばれ、この手術によってがんが良性か悪性か、またどれくらい広がっているかを知ることができます。

卵巣がんの治療は、手術によってがんを取り除き、それに抗がん剤を併用するという方法が一般的です。

卵巣がんは、抗がん剤がよく効くがんの一つで、特に“シスプラチン”と呼ばれる抗がん剤がよく用いられます。

抗がん剤は、手術で取りきれなかったがんを治療するために、手術後に投与されることが多かったのですが、最近では、手術前にあらかじめ抗がん剤を投与し、がんを小さくしてから手術する――という方法もとられるようになっています。

なお、放射線治療は、卵巣がんにはあまり有効ではありません。

がんの三大治療法

がん治療の代表的なものとして、手術、放射線治療、化学療法の三つがあります。

手術は、がんに冒された患部を切除するという治療法で、がん治療の主力として知られていますが、患者の肉体的・精神的負担が大きいという欠点もあります。

放射線療法は、手術と違い、皮膚を切開する必要はなく、また臓器を温存できるという長所を持っています。

しかし、放射線はがん細胞以外の正常細胞にも大きなダメージを与えるという欠点も併せ持っており、がんの種類によっては放射線治療が有効でないものもあります。

化学療法は、抗がん剤などを用いる療法です。がんの種類によっては、抗がん剤だけで治癒してしまうものもあります。

また化学療法は、手術前にがんを小さくしておいたり、術後の再発を防ぐという目的でも用いられます。

抗がん剤には副作用が強いという欠点があり、脱毛、吐き気、食欲不振、便秘、さらには肝機能障害や心障害といった症状が起こってきます。

がん治療の最前線

がん治療といえば、一般に手術、放射線治療、化学療法の三大療法が知られていますが、近年、これら以外にも様々な治療法が行なわれるようになっています。

有名なものとしては、人体の免疫機能を上げることによってがんをおさえる“免疫療法”、放射線を放つカプセルなどを体内に埋め込むことで内側からがん細胞に放射線を照射する“小線源療法”、放射線の一種である重粒子線を用いてがんを治療する“重粒子線治療”、がん細胞を凍らせて殺す“凍結療法”、放射線ではなく超音波を使ってがん細胞を叩く“高密度焦点式超音波治療(HIHU)”などがあります。

この他に、中国医学の漢方薬や、中国の健康法として知られる“気功法”をがんの治療に持ち込むといったことも一部の病院で試みられており、一定の効果を上げているといいます。

大腸がんとは

大腸がんとは、その名のとおり、約2mある大腸にできる癌です。日本人の場合は、特にS状結腸と直腸に癌が出来やすい傾向があります。

大腸がんの罹患率は、年齢別に見ると、50才前後から増加し始め、以降、年齢が上がるごとに高くなります。また、性別では、男性の方が女性よりも、罹患率・死亡率ともに約2倍になっています。

大腸がんは、進行してしまうと死亡率が高くなりますが、初期に癌が発見できれば、ほぼ100%完治させることができます。しかし、初期は一般的に無症状なので、特に40歳を過ぎた人は、毎年大腸がん検診を受けることをオススメします。

大腸がんになったら

大腸がんは、初期に発見できれば、ほぼ確実に完治する癌です。ですから、癌を予防もしくは早期発見ができればそれに越したことはありません。食生活に気を付け、40歳を過ぎたら毎年大腸がん検診を受けていれば、大腸がんで死ぬ可能性をほぼ確実になくすことができます。

大腸がんの自覚症状が見られるようになった段階で癌が発見された場合は、かなり進行していることが多いです。そうなると当然死亡率は高くなりますが、手術可能な時期であれば、仮に他の部位に癌が転移していたとしても、外科療法による完治が期待できます。

大腸がんを思わせる症状(血便・下血・便秘と下痢の繰り返しなど)に気付いたら、手遅れにならないうちに、速やかに大腸がんの診察を受けることが大切です。

子宮がんの早期発見

子宮がんは、癌ができる部位によって、「子宮頸がん」と「子宮体がん(子宮内膜がん)」に分けられますが、この二つは診断・治療・予後がかなり異なります。この癌も他の癌と同様、早期発見が完治の決め手となります。

子宮頸がんは、早ければ20代から見られ、一般的に初期は無症状です。それゆえ30歳(結婚している場合は25歳)くらいになったら、年に一度子宮がんの検診を受けることが望ましいでしょう。

子宮体がんは主に閉経後の人に発症しますが、不妊症の人や卵巣機能に障害がある若い人にも起こります。子宮体がんの初期の症状としては、不正出血や月経異常が挙げられます。特に閉経後に月経のような出血が見られる場合は、速やかに子宮体がんの検査を受けるべきでしょう。

ちなみに、「子宮がんの検査」と言う場合は、子宮頸がんのみの検査を指すこともあるので、検診の際には注意する必要があります。

子宮がんの予防

子宮がんは、医療の進歩によって死亡率が下がったとはいえ、予防できるならばそれに越したことはありませんね。子宮がんを予防するためには、日常生活でどのようなことに気をつけたらいいでしょうか?

子宮がん予防の第一は、体や局部を常に清潔にしておくことです。これによって、特に子宮頸がんの原因である感染症を防ぐことができます。

子宮がんはまた、食生活や生活習慣とも密接な関係があると言われています。子宮がんを防ぐための具体的な生活改善の例としては、以下のものが挙げられます。

・禁煙

・お酒はほどほどに

・適度な運動と休養

・ストレスをためない

・「和粗食」「長寿食」のような、体に良くバランスの良い食事を心がけ、食べ過ぎない

・癌の発生要因とされている「活性酸素」を抑える物質を多く含む食品(ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンEなどを含む食品)を摂る

子宮がんに限らず、どんな病気でも、予防は生活習慣の改善から。まずは上記のことを心がけながら、子宮がんにならない体づくりをしたいものですね。

前立腺がんの検診

前立腺がんの初期は、自覚症状がほとんどないので、早期発見のためには定期的な検診が必要になってきます。

前立腺がんの早期発見の検査としては、「直腸診(肛門内の触診)」「超音波診断(肛門から直腸内に超音波プローブを挿入してとった前立腺の断層画像による診断)」「腫瘍マーカー・前立腺特異抗原(前立腺で作られる糖たんぱく質で、一般的にPSAと呼ばれる)の測定」の3つがあります。

前立腺がんの早期発見においては、特にPSAの測定が有用です。この検査は、前立腺がんになると上昇する血液中のPSAの値を測定して、前立腺がんの有無を診断するもの。血液検査だけなので、他の検査と比べても気軽に受けられます。

前立腺がんは、欧米をはじめ、日本でも急増中の癌。「自分は大丈夫」といった油断は禁物です。

前立腺がんの予防

前立腺がんに対する決定的な予防策は、現時点では実はよくわかっていません。

ただし、前立腺がんの発症には、過度の飲酒・高脂肪食・緑黄色野菜の不足などの、食生活上の問題が関わっていると考えられています。ですから、お酒の飲みすぎや脂肪の取りすぎは控え、肉よりは魚を、そして野菜を積極的に取るようにしたいものです。

前立腺がんの予防の決め手となる対策がまだわからないとはいえ、前立腺がんも、癌には違いありません。上記のことに加え、禁煙などの、一般的な癌の予防策を心がけながら生活してゆけば、発症率はかなり低く抑えられることでしょう。

がん保険のススメ

癌は、医療技術の進歩によって、早期発見と完治の確率は高くなりました。とはいえ、癌は依然として恐ろしい病気であることに変わりはなく、入院が長期にわたることも決して珍しいことではありません。

癌の場合、手術が一度で終わらないこともありますし、健康保険が適用されない高額な治療を受けなければならないこともあります。このように癌は、多くの人にとって、肉体的・精神的な苦しみ以外に、家計の圧迫という問題をももたらすもの。特に一家の働き手が癌にかかった時の本人および家族の苦しみは計り知れません。そこで「がん保険」の出番です。

がん保険と一言で言っても様々なものがあり、サービス内容もそれぞれ違います。自分の収入や家族構成などをよく考慮した上で、自分や家族に合ったものを慎重に選ぶようにしましょう。

がん保険に入ろう!

癌は日本人の死因のトップで、全死亡者数のおよそ3分の1を占めています。また、死亡にまで至らずとも、日本人のおよそ2人に1人は生涯で一度は癌にかかるような状況です。

癌は今や、こんなにポピュラーな病気ですから、「がん保険」というものがあるのも頷けますね。

がん保険の一番のメリットは、何と言っても、がんにかかった際に保険金が支給されること。しかも給付日数に制限がありません。入院している間は、当然働くことができないわけですから、がん保険は、癌にかかったときには力強い味方になってくれます。

癌にかかる確率は、冒頭でも述べたとおり、交通事故や火災に遭う確率よりもずっと高いのですから、極論を言えば、がん保険に加入しておいて損はありません。ただし、がん保険は誰でも加入できるわけではありませんので、加入の際は加入条件の確認が必要です。

すい臓がんの予防

すい臓がんは、癌の中でも特に治りにくい癌です。しかも早期発見も難しいというのですから、なおさらやっかいですね。そうなると、やはり「予防するしかない」ということになってきます。

すい臓がんの有効な予防策としては、やはり第一に禁煙と食生活の改善が挙げられます。食生活に関しては、高脂肪のものは避け、旬の野菜を意識的に摂ることを心がけることや、お酒はほどほどにすることによって、すい臓がんの発症率を低下させることができると言われています。また、すい臓がんは免疫の低下によっても発症しやすくなるので、ストレスをためず、適度な運動で体を鍛え、休養もしっかり取ることも大切です。

すい臓がんは冒頭でも述べたように、癌の中でも特にかかると大変な癌です。日々の生活の中で、できるだけ予防を心がけたいものですね。

すい臓がんの早期発見

すい臓がんの早期発見は非常に困難です。それゆえ、すい臓がんは、一度かかると、その死亡率は80パーセント以上。

とはいえ、すい臓がんの早期発見の例も皆無というわけではありません。以下にすい臓がんの兆候を記しますので、参考にしてみてください。

・飲酒の習慣がある人に、急激な食欲減退と体重減少が見られる。

・胃腸、肝臓、胆嚢は正常だが、食欲不振・消化不良・体重減少が起きる。

・子宮筋腫や卵巣手術の数年後に上腹部痛や背部痛が出る。

・数日で治るような、原因不明の腹痛と発熱を繰り返す。

・血液中特殊蛋白CEA、フェリチン、CA19−9などに異常値が出る。

・上腹部の異常感、不快感、疼痛、背部痛があるが、胃腸、肝臓、胆嚢、胆道などは正常と診断された場合。

・日常的にガソリンを取り扱う人が腹痛を訴えた際、胃腸、肝臓、胆嚢、胆道などは正常と診断された場合。

上記の内容のいくつかに心当たりがある人は、速やかにすい臓がんの検査を受けると良いでしょう。

皮膚がんの早期発見〜メラノーマの場合

皮膚がんには大きく分けて、「表皮がん」と「悪性黒色腫(メラノーマ)」があります。ここでは皮膚がんの中の、メラノーマについて、主な早期発見のポイントを挙げます。

・色は全くの黒色、もしくは黒色に茶色が混っている(まれに癌の一部が自然に治って皮膚の色となっていることもある。また、極めてまれに、皮膚色もしくは紅色の無色素性メラノーマもある)。

・しこりの周りに墨がにじみ出たように見える場合は要注意。

・爪の下にできると爪に黒いスジが入ったように見える。

・直径5mm以下ならまず大丈夫だが、数カ月から1年で急に直径6mm以上になった場合はメラノーマの疑いあり。

・ペンシルチェック。癌と思われる部位に鉛筆のお尻を当ててみて,はみ出すようであれば要注意。

皮膚がんの中でも、メラノーマは進行が早く、治療が手遅れになると生命にも関わる恐ろしい癌です。しかし、早期に発見できれば、ほとんどの場合、手術によって完治できる皮膚がんでもありますので、メラノーマの疑いがある場合は、早期に検診を受けるようにしたいものです。

皮膚がんと環境問題

皮膚がんは、癌が出来る場所が皮膚であるだけに、早期発見が比較的容易な癌です。とはいえ、それはあくまでも「医者が診れば皮膚がんとわかる」という話であり、当人が検査を受けなければ話になりませんから、油断は禁物です、

皮膚がんに限ったことではありませんが、近年の癌の増加には、環境問題が絡んでいます。特に皮膚がんの場合は、オゾン層の破壊による、地表に届く紫外線量の増加の影響も大きいとされています。また、農薬や食品添加物、大気汚染や水質汚濁などによる、発癌性物質の摂取による影響も無視できません。

このように、現代人は癌になりやすい環境に身を置いているわけですから、皮膚がんについても、少しでも疑いを感じるようでしたら、検診を受けることが望ましいでしょう。

抗がん剤による脱毛対策

抗がん剤は、一般的にとても副作用が強く、肉体的に様々な症状が伴いますが、本人だけではなく、外から見てもわかる副作用が脱毛です。

抗がん剤による脱毛は、ドラマなどでもよく見かけるため、「抗がん剤=脱毛」というイメージが付きまとい、特に女性の方は、抗がん剤を使うことに非常に抵抗があるのではないでしょうか?

抗がん剤を使うといっても、必ず脱毛するというわけではありません。また、脱毛が起きたとしても、抗がん剤による治療が終われば、また髪は再生します――といっても、髪の毛を大切にされている方にとっては、とても辛いことでしょう。でも、命には代えられませんし、3カ月から半年くらいすれば、かつらや帽子なしでも大丈夫なくらい髪が伸びます。

抗がん剤による脱毛をあまり悲観せず、前向きに癌と向き合いたいものですね。

抗がん剤による脱毛対策2

抗がん剤の使用で必ずしも髪が抜けるというわけではありませんが、脱毛によって、命を失うに匹敵するくらいの苦しみを感じる人も少なくないと思います。

癌は、今や「日本人の2人に1人が、生涯に一度はかかる」といわれるくらい一般的な病気なので、抗がん剤によって脱毛する人も、決して少なくはありません。ですから、ここはつらくても「脱毛で悲しい思いをしている人はわたしだけではない」と割り切って、髪のない期間はかつらやバンダナ、帽子などで乗り切りたいものです。

抗がん剤による脱毛は一時的なものですが、かつらを使いたい人も多いでしょう。しかし、かつらは一時的に使うにしては、少々高価です(医療用やオーダーメイドで数十万円)。しかし、既製品やレンタルなら安価にかつらが使えますし、アクリル製のかつらは特に安価で洗うのも簡単。さらに帽子やバンダナなら、かつらよりさらに安価に済みます。

抗がん剤で抜けた髪が伸びる間は、何かとブルーになりがちでしょうが、普段とは違うヘアースタイルのかつらや、いろいろな帽子などで楽しみながら乗り切りたいものですね。

肺がん予防のための禁煙

癌による死亡の中で最も多いのが肺がんによるもので、世界でも年間約300万人が肺がんで死亡しています。そのため、肺がんは他の癌に比べ、何かと恐れられています。

肺がんの予防のためには、何と言っても禁煙が第一です。しかも喫煙は、吸っている本人だけでなく、周囲の人の健康をも害しますから、できればすぐにでも禁煙したいものですね。

肺がんの予防とは言え、ヘビースモーカーやチェーンスモーカーにとって禁煙は決して簡単なことではありません。そこで禁煙のコツを。

(1)まずは禁煙を始める日を決める

(2)禁煙をする理由をしっかり確認

(3)実際の禁煙の詳細なテクニックを知る

(4)一人では難しいときは、医師に相談

(5)失敗しても決してあきらめず、何度でも挑戦する

肺がんの予防のための禁煙――上記の一つ一つは、ごく当たり前のことですが、とても重要です。禁煙は意志の力だけではどうにもならないこともありますから、(3)は知っているのと知らないのでは成功度も変わってきますし、特に(5)は一番のポイントと言っても過言ではありません。

肺がんの予防のため、あなたも禁煙を始めてはいかがですか?

肺がん予防のための禁煙テクニック

肺がんにかかったからといって、必ず死ぬというわけではありませんが、肺がんは依然怖い病気であることに変わりはありません。

肺がんの予防といったら禁煙。とはいえ、肺がんの怖さを頭では理解していても、なかなか禁煙は難しいですね。

肺がん予防のための禁煙、もちろん意志の力も必要なんですが、「ガマンガマン」だけではとても禁煙なんてできないですよね。逆にストレスがたまりすぎて、肺がんにはならなくても、別の病気になってしまいそうです。

実は禁煙にはテクニックというものがあります。イメージトレーニングや生活パターンの改変、食生活の改善など、ちょっとしたコツで禁煙を成功に導くことができます。また、現在では、医師のカウンセリングによって効果的に禁煙が行なえるプログラムを行う「禁煙クリニック(禁煙外来)」なるものも登場しました。

肺がん予防のための禁煙は、工夫次第で、比較的楽に行うことができますよ。

腎臓がんの予防

腎臓がんは、早期発見がなかなか難しく、症状が出て発見されたときには手遅れだったということも少なくないので、できるだけ予防を心がけたいものです。

腎臓がんの予防のためには、一般的ながんの予防策(禁煙・適量の飲酒・食生活の改善・ストレスをためない・適度な運動など)に加えて、腎臓に負担をかけないよう心がけることが大切です。具体的には、以下の例があります。

(1)高血圧は腎臓を悪化させるので、高血圧の人はしっかり治療を受ける。

(2)鎮痛解熱薬は腎臓に負担をかけるので、継続して服用する際は注意する。

(3)透析を受けている人は、一般の人よりも腎臓がんになりやすい(10〜40倍)ので、糖尿病の人などはしっかり治療を受けて、透析に進まないようにする。

腎臓がんの予防、皆さんもできることから始めてみませんか?

腎臓がんの特殊性

癌は通常、治療後に再発することなく5年が経過すると「完治」とされます(ただし乳癌の場合は10年)。しかし腎臓がんの場合は、治療後20年も経って転移・再発する例もあり、なかなか完治が認められないという意味では、実に特殊な癌です。

腎臓がんは早期発見が難しい上、こうした特殊な性質があるため、腎臓がんの治療はなかなか難しいもののようで、治療に携わる医師も頭を悩ませています。

腎臓がんから身を守るには、やはり腎臓がんにならないことが一番! 日頃の生活の中で腎臓がんの予防を心がけながら、並行して定期検診を受けることが望ましいでしょう。

甲状腺乳頭がん

甲状腺がんの8割を占めるのが、この「甲状腺乳頭がん」です。進行も遅く、転移することもほとんどありません。命にかかわるような甲状腺乳頭がんも一部にはあるものの、定期検診で見つかる自覚症状のない甲状腺乳頭がんは、大抵が完治可能のものです。

甲状腺乳頭がんの中でも、大きさが1cm以下のものは「微小がん」と呼ばれており、手術の必要さえないものも少なくありません。

甲状腺乳頭がんについては、定期検診を受けていれば、特に怖いことはありません。甲状腺乳頭がんの場合は、甲状腺乳頭がんそのものよりも、むしろ必要以上に怖がってストレスをため込み、別の病気を引き起こす方が怖いかもしれませんね(笑)

甲状腺がんの原因と対策

甲状腺がんと生活習慣の関連については、現時点でははっきりしたことはわかっていませんが、甲状腺がんになりやすい人というのはたしかに存在するようで、たとえばこんな例が。

(1)乳幼児期に頭頚部に放射線照射を受けた人

(2)甲状腺肥大のある人

甲状腺髄様がんの場合は、先天的な遺伝子の異常が癌の原因になることがわかっています。現在はこの遺伝子異常の検査も可能ですから、親戚に2人以上この癌の患者が出た場合は、検査を受けことをオススメします。そこで甲状腺髄様がんの原因となる遺伝子異常が見つかった場合には、癌になる前に甲状腺の手術を受けるなどの対策をとることで、甲状腺髄様がんを予防することができます。

卵巣がんの気になる予後

卵巣がんは、言うまでもなく女性特有の癌です。卵巣がんの治療は開腹手術と化学療法が中心ですし、何と言っても癌ができる場所は卵巣ですから、子供が欲しいと思っている方にとってはとても深刻な病気ですね。「卵巣がんの手術後、子供は産めるのか」ということを気にされるのもムリはないと思います。

卵巣がんの場合、早期に発見できれば、癌の状態によっては、病巣のある卵巣・卵管だけを切除するにとどめることもできます。この場合は、もう一つの卵巣が残すことができるので、妊娠・出産は可能です。よって、妊娠・出産を望むなら、いかに早期に発見できるかが勝負でしょう。そのためには、発病前から卵巣がんの定期検診を受けることをオススメします。

卵巣がんと抗がん剤

卵巣がんは、多くの場合、治療には抗がん剤が使われます。それは卵巣がん自体が、抗がん剤が効きやすいという性質があるためなのですが、抗がん剤は副作用が強く、中でも脱毛が起きた場合は、多くの方は肉体的な苦しみだけではなく、精神的苦痛をも感じることでしょう。

卵巣がんの治療の際の抗がん剤による脱毛については、治療が終われば髪はまた生えてきます。もちろん一時的にせよ、脱毛は女性にとってはとてもつらいものですが、半年ほどで外出に差し障りない程度に髪が伸びます。

卵巣がんが治った喜びに目を向け、かわいいバンダナや帽子、変わったヘアースタイルのかつらなどを利用し、楽しみながら髪が伸びるまでの数ヶ月間を乗り切りたいものですね。

がんの治療と漢方

がんの治療法は、西洋医学においては「手術」「放射線療法」「化学療法」の3つが基本になります。とはいえ、がんの治療法は西洋医学だけではありません。近年では、東洋医学によるがんの治療も見直されています。

がんの治療を東洋医学を用いて行う際、特に有名なのは漢方でしょう。特に漢方の抗がん剤は、西洋医学で用いる抗がん剤と併用しても問題はありませんし、何といっても副作用がないのが優れた点です。一般的に効果が出るのが遅いと言われている漢方ですが、最近の改良により、抗がん剤も2〜3週間で治療の効果がはっきり出るようになりました。

がん治療に東洋医学を取り入れる病院も徐々に増えてきているようですので、抗がん剤の副作用や開腹手術に抵抗のある方は、そういった病院をあたってみてはいかがでしょうか?

がん治療におけるカウンセリング

がん治療といえば、一般的には肉体面のケアを指すことが多いですが、精神のコンディションもがん治療に大きな影響を及ぼすことが広く知られるようになった近年では、がん治療の一環として、カウンセラーの力を借りる例も増えてきています。

がん治療の際のカウンセリングでは、本人はもちろんですが、介護する家族に対しても行われることがあります。がんの治療は家族の協力次第でかなり結果が変わってくる例も少なくありませんし、本人よりも家族の方が精神的に参ってしまっていることも多いのです。

がん治療などのためのカウンセラーがいる病院も徐々に増えてきています。がんの治療において精神面のケアも受けたいとお考えの方は、そういう病院を探してみたらよいでしょう。

 
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