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妊娠というもの

妊娠。ある意味これほど、扱いに違いがある現象はないかもしれません(苦笑)。

妊娠が結婚前だったり、それも学生とか不倫とかだったり、あるいは不幸な事件の結果の妊娠だったりしたら、それはもう、妊娠=とんでもないこと!! 悪い知らせ。

他方、結婚したら、周りから「子供はまだか」と妊娠が推奨されます。当たり前といえば当たり前なのかもしれませんけれども、わたしとしては、昔からこの妊娠の扱われ方の違いに、違和感を感じておりました。

妊娠。いずれにせよ、新たな生命が誕生する知らせ。子供は出産されて「誕生する」ものではなく、少なくとも妊娠が確認された時には、既に命ある存在。

妊娠に、これから生まれてくるひとつの命(双子なら二つの命ですが)に、敬意を払い、歓迎してあげたいものですね。

妊娠はスタート

妊娠したことがわかると、特別事情がある場合を除き、おめでたいことと扱われます。「おめでとう」という人も多いですが、それは間違ってはいませんが、妊娠が判明した段階では、おめでたい「結果」ではなくむしろ「スタート地点」といえます。

最近は不妊症も多いですから、妊娠するまでにも道のりが結構あるといえます。しかし妊娠しても、すぐには安心はできません。妊娠初期は特に流産しやすく、3割程度は流産しているという話もあります。

妊娠したら、それも子供がとてもほしかったりしたら、本人も周りも喜びもひとしおでしょうが、妊婦生活は、なかなか楽なものではありません。初期の流産の危機の時期を乗り越えたとしても、体調の変化もあるし、精神面の変化もあるし、つわりなんか、ひどい人は起き上がることもできません。

妊娠はスタート。周りの人も妊婦さんを気遣って。新しい命が無事生まれることを祈りたいものですね。

妊娠の初期症状

妊娠の初期は、あまりはっきりした自覚症状がなく、本人が気付かないことも多いものです。しかし、妊娠の心当たりのある方は、よく気を付けていると、体の変化から「妊娠したのでは」と感じることもできます。

妊娠の初期症状は、人によって若干の違いはありますが、万人に共通して言えることは、

・月経が止まる

・排卵後、20日以上、基礎体温が上昇したままである

・胸が張ったり乳首が敏感になったりする

といったところでしょうか。

妊娠の初期症状は、ほかにも様々あります。妊娠の初期症状と思われるものが複数見られる場合は、最寄の産婦人科で受診するといいでしょう。

妊娠の初期症状と初診の時期

妊娠の初期症状は人によって様々ですが、多くの場合は、月経予定日後の妊娠4〜5週あたりから自覚症状が出るようです。

妊娠の初期症状の中でも一番わかりやすいのは、何と言っても月経が止まることでしょう。妊娠の心当たりがある人は、月経が遅れた場合は「もしかしたら……」と考えると思います。

妊娠の初期症状と思われるものが見られたら、すぐに妊娠か否かを知りたいところですが、ちょっと待ってください。産婦人科にかかるにしても、妊娠5週を過ぎなければ、多くの場合、はっきりした診断結果が出ません。「また1〜2週間後に来てください」なんて言われてしまったら、診療費がもったいない(泣)。かといって、初診が遅いのも考えもので、異常妊娠の際は、対応が遅れる危険があります。

妊娠の初期症状が見られた際は、結局のところ、月経が遅れてから1〜2週間後に診察を受けるのが最も良いようです。

妊娠と基礎体温の関係

妊娠の兆候は体温にも表れます。よって、普段から「基礎体温」を測ることは、妊娠を知る上でも重要なことです。

基礎体温とは絶対安静時の体温を差し、普通は起床時に測定します。その値は人によって異なりますが、個人ごとにほぼ一定した値を示します。卵巣機能の正常な成人女子では、卵胞ホルモン期には低温、黄体ホルモン期には高温となりますが、この両者の間には約1日の最低体温期があり、この時期が排卵期と一致します。

基礎体温は、普段はこのようなサイクルを繰り返しているのですが、妊娠すると、高温期がずっと続きます。基礎体温を測り続けて3週間以上高温期が見られるようでしたら、妊娠の確率が高いので、検査を受けるべきでしょう。

基礎体温の測り方と妊娠の判別

基礎体温の変化によって、妊娠はもちろん、他の体の不調などもわかるので、特に妊娠を意識しなくても、基礎体温は測り続けたいものです。

基礎体温の測り方は簡単です。まずは「基礎体温計(婦人体温計)」という専用の体温計を用意します(基礎体温はわずか0.3〜0.5℃ほどの範囲で微妙に変化するため)。これを枕元に置いておいて、朝、目覚めたら、動かずにそのまま体温を測ります。これを毎朝繰りかえし、折れ線グラフとして表示します。

基礎体温を測り続けると、高温の時期と低温の時期を繰り返しているのがわかってきます。高温期が3週間以上続いた場合、妊娠の可能性はかなり高いです。特に妊娠を望んでいる場合は、毎朝基礎体温を測るといいでしょう。

子宮外妊娠とは

妊娠のプロセスにおいては、受精卵は通常、子宮腔内に着床するわけですが、受精卵は時として、子宮腔以外の場所に着床してしまいます。こうした症状を、総称して「子宮外妊娠」といいます。

子宮外妊娠は、大きく分けて、以下の四つに分けられます。

・卵管に着床する「卵管妊娠」(子宮外妊娠全体の97%がこれ)

・卵巣の内部もしくは表面に着床する「卵巣妊娠」

・子宮頸管に起こる「頸管妊娠」

・多くの場合、卵管流産の延長で起きる「腹腔妊娠」

子宮外妊娠は近年増加傾向にあります。子宮外妊娠は、場合によっては命に関わるものですから、子宮外妊娠が疑われるような場合は、信頼できる医師にかかるようにしましょう。

子宮外妊娠の早期発見

子宮外妊娠は異常妊娠の代表的なもので、受精卵が子宮腔以外の場所に着床した際に起こります。

子宮外妊娠の代表的な特徴としては、「無月経・不正性器出血・下腹部痛」の3つが挙げられます。とはいえ、これらの症状は、正常な妊娠の際にも起こるものなので、最初は自分ではなかなか子宮外妊娠であるということに気付きません。

子宮外妊娠のこれらの症状の中でも最もやっかいなのが、性器出血です。これを月経だと勘違いして、子宮外妊娠どころか、妊娠していることにすら気付かないケースも少なくありません。この場合、最悪「大出血を起こして初めてわかった」などということになりますし、実際こういうケースも少なくないようです。

とはいえ、不正性器出血はやはり出血量や日数の点で通常の月経とは違いますから、「月経かな」と思っても、「いつもより日数が短い」「出血量がいつもより少ない」といった状態であれば、妊娠もしくは子宮外妊娠の可能性があります。よって、安全な妊娠のためには、普段から月経周期やそのパターン、特徴をよく観察・把握しておくことが大切です。

不妊治療を受ける際の心構え

妊娠を待ち望んでいる人は多いですが、思うように妊娠できない人が多いのもまた事実です。こうした状態を打破するために、不妊治療を考える人たちも多いと思います。

不妊治療を受ける際に必要なのは、まずは不妊および不妊治療に対する正しい認識です。

妊娠が出来ない場合、必ずしも女性側にだけ問題があるわけではなく、男性側に問題があることも少なくありません。また、妊娠できない原因が病気によるものではなく、体質的・年齢的なものであるというケースも多いのです。また、不妊治療を受ければ必ず妊娠できるというものでもありません。

不妊治療の際は、以上のことを考慮して不妊治療を受けたいものです。

不妊治療薬「セトロタイド」

不妊治療の進歩は、多くの妊娠に至れない夫婦にとって常に大きな関心事でした。不妊治療を受けたからといって、必ずしも妊娠が成立するというものではなかったからです。。

不妊治療薬として最近注目されているのが「セトロタイド」。このセトロタイドの効能としては、「調節卵巣刺激下における早発排卵防止」というものです。これはわかりやすく説明すると――

不妊治療の一つに体外受精があるわけですが、その際、卵胞の発育を促進して受精可能な複数の成熟卵子を得るための卵巣刺激が行われます。しかし、この過程で黄体形成ホルモンの急激な上昇が起こると、卵が成熟しなかったり、採卵前に排卵(早発排卵)されてしまうことがあります。これでは体外受精は失敗してしまいますが、セトロタイドはこれを防止するのです。

不妊治療にあたる医師たちの間では、この不妊治療薬は、不妊治療における新たな選択肢として期待されています。

不妊検査

不妊検査とは、その名前のとおり、妊娠できない原因を検査によって突き止めることです。

不妊症の定義は「妊娠を希望する健康な男女が、2年以上正常な性生活を行っても妊娠しない状態」です。ですから、その夫婦が妊娠を望んでおらず、かつ健康であれば、不妊症とは言いませんし、不妊検査や治療も必要ありません。しかし、妊娠を望んでいるのに妊娠できない場合は、不妊検査を受けることになります。

妊娠が成立しない原因は、必ずしも女性側にのみあるわけではありません。その割合は一般的に、女性側に問題があるケースが1/3、男性側が1/3、両者に問題があるケースが1/3と言われています。よって、男女のどちらか、もしくは双方が、明らかに不妊に至るような病気にかかっている場合を除いては、不妊検査は男女双方が受けることになります。

不妊検査の内容

妊娠できない理由は幾通りもあるため、不妊検査もいくつかの種類を受けることになります。

不妊検査の主なものは以下のとおりです。

・基礎体温

・超音波検査による卵胞の観察

・黄体ホルモンの血液検査

・子宮卵管造影

・腹腔鏡

・卵管通気検査

・精液検査

・ホルモン検査

・性交後試験(ヒューナーテスト)

・超音波検査

・子宮鏡検査

・子宮内膜組織検査

・抗精子抗体検査

・頚管粘液検査

・超音波による卵胞径の計測

・尿中LH検査

不妊検査の内容をこうして並べると、女性側に原因があるケースが多いと思われがちですが、実際は男性側に問題があるケースも決して少なくないので、不妊検査は夫婦揃って受けるものであると認識しましょう。

つわりとは

つわりは、妊娠における代表的な症状で、妊娠した人の約8割はつわりを経験します。

つわりの原因は、今のところまだはっきりとわかっていません。症状の出方にはかなり個人差がありますが、一般的には妊娠2ヶ月くらいで始まり、妊娠4ヵ月頃くらいまでに治まるのが普通です。しかし、中には妊娠後期まで続く人もいます。

つわりの症状としては、主に悪心・吐気・食欲不振が挙げられます。多くの場合、つわりの際は酸味を好むようになる傾向があります。

つわりの症状が悪化して日常生活が送れなくなるものは特に「妊娠悪阻」と呼ばれています。この場合は治療や入院が必要になります。

つわりの対策

つわりは妊娠中の人の多くに見られ、悪心・吐気・食欲不振といった症状が出ます。多くの場合は妊娠2ヶ月〜4ヶ月という限られた期間で終わりますが、妊娠中はただでさえ「お腹の赤ちゃんのためにも栄養を取らなくては」という焦りもあるでしょうし、なかなかつらいものですね。

つわりの乗り切り方としては、たとえば以下のようなものがあります。

・ムリをしないで好きなもの・食べられるものを食べる。アイスやヨーグルト、果物など、さっぱりしたものが比較的食べやすい。

・空腹になると症状が悪くなるので、食事の回数を増やして空腹にならないようにする。食べられるものを常に傍らに。

・つわりで苦しんでいるほかの人や先輩ママと情報交換をすると、参考になることや気が楽になることも。

以上のつわりの対策では間に合わないくらい症状がひどい場合は、医師に相談してみましょう。

人工妊娠中絶とは

人工妊娠中絶とは、胎児が母体外で生命を継続することの出来ない時期(妊娠22週未満)に、手術によって胎児を流産または早産させることを差します(これ以降は人工妊娠中絶はできません)。一般に「中絶」という場合は、この人工妊娠中絶のことを言います。

人工妊娠中絶は、母体保護法第14条によって、一定の条件のもとに是認されています。その条件としては、「妊娠の継続又は分娩が、身体的・経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれがある場合」「強姦による妊娠」といったものです。「できちゃったけど子供は要らないから堕ろす」という、最も多く見られるケースにおいては、前者の条件が拡大解釈されて人工妊娠中絶が行われています。

人工妊娠中絶の心構え

人工妊娠中絶は、近年の医療技術の向上のせいもあり、「できちゃったら堕ろせばいい」などと簡単に考えている方も多いようです。

人工妊娠中絶は、かかる時間こそ短いものの、実際はかなり危険な手術です。特に妊娠12週を過ぎた場合は、胎児がある程度の大きさになっているため、分娩に近い形を取ることになり、肉体的苦痛も伴います。

人工妊娠中絶は「受ければ終わり」ではありません。精神的・肉体的にも大きな傷が残ることも決して少なくないのです。最悪の場合、妊娠できない体になってしまったり、自殺の引き金になってしまったりすることも。

人工妊娠中絶は、以上の理由から、女性にとってはできるだけ避けたい手術です。まして男性が簡単に「堕ろせ」と言うなんてもってのほか。もし「できたら堕ろせばいい」などと考えているくらいなら、最初から慎重に避妊を行いましょう。

体外受精による妊娠

体外受精による妊娠は、不妊治療の代表的なものの一つです。

体外受精は、性交による女性の体内での受精ではなく、精子と卵子を採取して、培養液中で人為的に受精させることを差します。この受精卵を女性の体内に移植することで妊娠することができます。

体外受精は、こう書くと簡単そうですが、実際は精子や卵子の採取が難しいケースなども少なくないため、これによって必ず妊娠できるというわけではありません。

体外受精は、よく「人工受精」と混同されがちですが、「人工受精」の方は精子を人為的に子宮腔内に注入するもので、体内で受精させるという点で、体外受精による妊娠との違いがあります。

体外受精による妊娠の手順

体外受精による妊娠は、大まかに言うと、以下のような手順で行われます。

(1)採卵前に卵巣を刺激し、卵胞を大きくし卵を熟化させる

(2)採卵

(3)精子調整:採卵した卵子と精子を合わせる前に、より良い精子を集める

(4)媒精:卵子と精子を合わせる。採卵後4時間後ぐらいに行う

(5)授精の判定。媒精17〜19時間後に行う

(6)黄体期管理。胚移植前日あたりから、黄体ホルモンを注射

(7)胚移植。通常、採卵後2〜3日後に行う

(8)妊娠判定。胚移植後14日目に行う

体外受精による妊娠の成功率(1回の体外受精卵で出産できる確率)は、通常15%〜20%、成功率が特に高い施設でも40〜50%ほどだと言われています。

体外受精をしたからといって、1回で妊娠が成功するとは限らないということが、この数字からもわかります。よって、体外受精による妊娠が失敗した場合は、医師と相談しながら次の方法を考えることになります。

 
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